英文を読む練習(受動態)
英文とその難易度です。
Actually, your father was really interested in painting at your age.
★★★☆☆
※★が多いほど難しい英文
英文法の解説(受動態)
いわゆる「受け身」です。「される」という意味を表すのが「受動態」です。
主語が、他の人や物に何かを「される」ことを表したいときに使います。
英語では「主語+be動詞+動詞の過去分詞形」という形で表します。
まずは「be動詞+過去分詞」なら受け身!と覚えておくと良いでしょう!
そして、主語に動詞のことをする「意味上の主語」は、
文の最後に「by 」の形で表すことが多いです。
英文法の解説(受動態を使った熟語)
受動態の文では、意味上の主語は「by+人」で表すことが多いですが、 by以外の前置詞を使うこともあります。
これらは熟語として覚えるのが普通です。 中学レベルの代表例には以下のようなものがあります。
・be interested in(に興味がある)
・be surprised at(に驚く)
・be tired(疲れている)
・be born(生まれた)
下2つは「受動態」とは意識せずに使っている人も多いですが、 実は「be動詞+過去分詞」ですよ!
英文の解説(文の要素)
Actually, your father was really interested in painting at your age.
主語(S)・・・your father(あなたの父は)
動詞(V)・・・was(でした)
補語(C)・・・really interested(本当に興味がある)
修飾語(M)・・・Actually(実は)、in painting(描くことに)、at your age(あなたの年齢の頃)
修飾語は文型に影響しないので、この英文の文型は「SVC」となります。
解説と和訳
SVCの文型の英文は「SはCである」という内容を表します。
今回の英文では、Sは「your father」で、be動詞は過去形、Cは「really interested」です。
修飾語が複数ある場合は、基本的に後ろから順に日本語にするので・・・
★「実は、あなたの父はあなたの年齢の頃、絵を描くことに本当に興味がありました」
という意味になります。