英文を読む練習(一般動詞の否定文)

英文とその難易度です。
His father didn't go there.

★☆☆☆☆
※★が多いほど難しい英文

英文法の解説(一般動詞の否定文の作り方)

まず、ちょっと復習です。 be動詞を使った文の場合は、be動詞の直後に「not」を入れるだけでOK!でしたね? 一般動詞の場合も、否定したければ「not」を入れるのは違いありません。

が、しかし!

それだけでは気持ち悪い英文になってしまいます。 気持ちよい否定文をつくるためには・・・ 「not」の前に「do」を入れる。 のです。 つまり、一般動詞の文の否定文は、動詞の前に「do not(don't)」を入れることになります。

この際、「do」は主語や時制に合わせて適切な形に直す必要があります。 三単現の場合はdoにsをつけて「does not(doesn't)」に、 過去の場合はdoを過去形にして「did not(didn't)」になります。

そして、もう一つ重要なことがあります。 もともと使われている一般動詞は必ず原形になります。 この場合の「do」は助動詞だからです。 「否定文にしたら、動詞は原形!」と意識しておいてくださいね!

英文の解説(文の要素)

His father didn't go there.

主語(S)・・・His father(彼の父は)
動詞(V)・・・didn't go(行かなかった)
修飾語(M)・・・there(そこに)

修飾語は文型には影響しないので、この英文の文型は「SV」となります。

英文の解説(品詞分解)

His father didn't   go   there.
代名詞 名詞 助動詞 一般動詞 副詞

解説と和訳

SVの文型の英文は「SはVする」という内容を表します。 今回の英文では、Sは「his father」で、動詞は過去の否定です。 thereは修飾語なので・・・ ★「彼の父はそこに行きませんでした」 という意味になります。

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