英文を読む練習(現在完了の疑問文・否定文)
英文とその難易度です。
In the past, elephants haven't shown evidence of insight.
★★★★☆ ※★が多いほど難しい英文
英文法の解説(現在完了形)
現在完了は「have + 動詞の過去分詞形」の形で表します。
過去のある時点から現在までに起こったこと、続いていることなどを表し、
典型的な日本語訳は「してしまった」「したことがある」「したところだ」
などになります。
訳のしかたや用法がいろいろあることになっていますが、とにかく大事なのは、
時間についてのイメージが「過去のある時点から現在まで」であるということです。
英文法の解説(現在完了の疑問文・否定文)
現在完了形の疑問文・否定文は、have(has)を助動詞として考えて書き換えます。
つまり、
疑問文は・・・
「have(has)」を文の最初に持ってきて、文尾に「?」をつける。
否定文は・・・
「have(has)」の直後に「not」をいれる。
基本的にはこれだけです。
英文の解説(文の要素)
In the past, elephants haven't shown evidence of insight.
主語(S)・・・elephants(象は)
動詞(V)・・・haven't shown(見せていなかった)
目的語(O)・・・evidence of insight(洞察力の証拠を)
修飾語(M)・・・In the past(昔は)
修飾語は文型に影響しないので、この英文の文型は「SVO」となります。
解説と和訳
SVOの文型の英文は「SはOをVする」という内容を表します。
今回の英文では、Sは「象」で、動詞は現在完了形の否定です。
目的語は「evidence of insight」で、文頭の修飾語はそのままの位置において・・・
★「昔は、象は洞察力の証拠を見せていませんでした」
という意味になります。