英文を読む練習(接続詞that)
英文とその難易度です。
The doctor thought she would die.
★★★☆☆
※★が多いほど難しい英文
英文法の解説(接続詞)
日本語の接続詞と同様に、英語でも接続詞は2つの文をつなぐはたらきをします。
2つの文をつなぐので、たいていは主語と動詞が2つ以上になります。
必然的に文が長くなるので、難しいと感じてしまいがちですが、
それぞれの要素は「ごく普通の英文」です。
英文法の解説(接続詞that)
thatはもちろん代名詞で「あれ、それ」ですが、接続詞にもなります。
「私はと思います」=I think that 「彼らはと信じています」=They believe
that のように使います。
この場合のthat以下にはSVを含む文がきます。 また、接続詞のthatは省略することも多いです。
英文の解説(文の要素)
The doctor thought she would die.
【前半の文の要素(主節)】
主語(S)・・・The doctor(その医者は)
動詞(V)・・・thought(考えた)
目的語(O)・・・she以下(と) この部分の文型は「SVO」となります。
【後半の文の要素(従属節)】
主語(S)・・・she(彼女は)
動詞(V)・・・would die(死ぬだろう)
この部分の文型は「SV」となります。
解説と和訳
この英文では従属節は主節の目的語になります。 まずはそれぞれ訳してみましょう。
まず主節。 SVOの文型の英文は「SはOをVする」という内容を表します。
この部分のSは「the doctor」で、Oは「she以下」です。 Vはthoughtなので、
主節だけの意味は「その医者はと思いました」となります。
次に従属節。 SVの文型の英文は「SはVする」という内容を表します。 この部分のSは「she」で、Vは「would
die」なので、 意味は「彼女は死ぬだろう」となります。
従属節が主節の目的語なので、全体で・・・ ★「医者は彼女が死ぬだろうと思いました」
という意味になります。