他の品詞の名詞形
様々な品詞の語が名詞化したと考えられるものもたくさんあります。
品詞の変化を意識しておくと、１つの語を覚えると一気に何個もの単語がわかるようになります。
それだけでなく、すでに知っている語もさらによく理解し、忘れにくくなりますよ！
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もくじ
◆ 形容詞の名詞形
◆ 動詞の名詞形
◆ 品詞の変換を含む書き換え
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形容詞の名詞形
形容詞←→名詞の代表例は、proud←→prideです。
形容詞proudの名詞形はprideであり、prideは動詞にもなります。
例：He is proud of his knowledge. (彼は自分の知識を自慢しています)
He takes pride in his knowledge.
He prides himself on his knowledge.
be proud of→take pride in→pride oneself onというように、品詞の変化に伴い、他の部分も変わっているところにも注意してくださいね！
この他にも、形容詞が名詞化したものと見ることができるものが数多くあります。
例：He is able to do the work. (彼はその仕事やれます)
He has the ability to do the work.
long→length，wise→wisdom，important→importance, difficult→difficulty,
possible→possibility，convenient→convenience, independent→independence
などなど。
動詞の名詞形
動詞←→名詞の代表例は、know←→knowledgeです。
例：He doesn't know French at all. (彼はフランス語が全くわかりません)
He has no knowledge of French.
このような関係の動詞と名詞も数多くあります。
believe→belief，lose→loss，choose→choice，advise→advice，prove→proof,
pay→payment，arrive→arrival，educate→education，fail→failure
などなど。
また、動詞の過去分詞形を形容詞とみなし、さらに名詞化したと考えられるものもあります。
例：disappointed→disappointment，satisfied→satisfaction,
surprised→surprise, discouraged→discouragement
などなど。
形容詞の名詞形とともに、言葉のイメージをふくらませておくと、初見の単語でも意味が推測できることがありますよ！
品詞の変換を含む書き換え
be proud of→take pride in→pride oneself onもそうでしたが、同じ内容で書き換えるとき、品詞の変化に伴い、熟語全体が変化するものもたくさんあります。
大学入試レベルでよく見る基本的な例を２つほど挙げてみます。
例：
I spoke in front of the audience. (私は聴衆の前で話しました)
＝I made a speech in front of the audience.
→spoke＝made a speech
He ran away at the sight of a policeman. (彼は警察官を見ると逃げ出しました)
＝On seeing a policeman, he ran away.
→at the sight of＝On seeing
自分で書き換えもできるようにしておくと、読解にも役立ちますよ！
まとめ
今回は代表例を列挙したかんじなので、まとめと言ってもアレですが・・・
・形容詞や動詞から名詞になるものがたくさんある
・書き換えるときは、品詞の変化に伴い、ほかの部分も変化する
・なるべくイメージをふくらませて覚えるとよい
というところですね！
いかがでしょうか？「なるほど！確かにその通り！」と納得できましたか？
質問やリクエストなどありましたら、何でも構わないので、お気軽にご連絡ください。