代名詞it, one, otherの基本的な用法
前に出た単数の名詞を指すときは、主にitとoneを使いますが、それらの使い分けはどうするのでしょうか?
otherにtheがある場合とない場合、anotherを使う場合なども間違いやすい部分です。
このページでは、これらの代名詞の基本的な用法について解説します。
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もくじ
◆ itとone
◆ one, other, another
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itとone
代名詞のit, oneは、冠詞のthe, aに対応すると考えるとよいです。
つまり、itが特定のもの、oneは不特定のものを指します。
例:I don't have a car. I need to buy one. ←one=a car(ある車)
I have a car. I bought it two years ago. ←it=the car(その車)
このように、その種類ならどれでもいいならoneを、その話題に出てきたそのものを指すならばitを使います。
one, other, another
2つのものについて、まず片方について言及するときにoneを使い、残りの片方について言及するときは、the otherを使います。
複数のものについて、「残り全部」を表すときは、the othersを使います。
「残りのうちのいくつか」を表すときはothersを、「複数の残りのうち1つ」ならanotherを使います。
theは特定のものを表す冠詞なので、残り1つならthe other、複数の残り全部ならthe othersとなるのです。
例:Give me another. ←複数の残りのうち、どれか1つ
Give me the other. ←残りの1つ
Give me others. ←複数の残りのうち、いくつか
Give me the others. ←複数の残り全部
まとめ
・不特定の代名詞はoneで、特定の代名詞はit
・「残り全部」を表すときには、theを使う
・だから、残りが1つならthe other、複数の残り全部を言いたいならthe others
・さらに、残り全部でないならanotherやothersを使う
というところですね!
いかがでしょうか?「なるほど!確かにその通り!」と納得できましたか?
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