一般動詞を使った文の否定文
一般動詞の現在形と過去形についての話はよく理解できましたか?
今回はそこから少し発展して、一般動詞を使った文の否定文について解説します。
be動詞のときより少しだけやることが多いですが、やはり、それほど複雑ではありません。
やり方を整理して、しっかり理解しましょう!
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もくじ
◆ 否定文とは?
◆ 一般動詞の否定文の作り方
◆ 一般動詞の否定文の例文
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否定文とは?
否定文の基本的なイメージは、be動詞のときと同じです。
あたりまえですが、「否定」文っていうくらいだから、「〜ではありません」「〜しません」などと否定する意味を表します。
英語では基本的に「not」が入ります。
一般動詞の否定文の作り方
まず、ちょっと復習です。
be動詞を使った文の場合は、be動詞の直後に「not」を入れるだけでOK!でしたね?
一般動詞の場合も、否定したければ「not」を入れるのは違いありません。
が、しかし!それだけでは気持ち悪い英文になってしまいます。
気持ちよい否定文をつくるためには・・・
「not」の前に「do」を入れる。
のです。
つまり、一般動詞の文の否定文は、動詞の前に「do not(don't)」を入れることになります。
この際、「do」は主語や時制に合わせて適切な形に直す必要があります。
三単現の場合はdoにsをつけて「does not(doesn't)」に、過去の場合はdoを過去形にして「did not(didn't)」になります。
そして、もう一つ重要なことがあります。
もともと使われている一般動詞は必ず原形になります。
この場合の「do」は助動詞だからです。
「否定文にしたら、動詞は原形!」と意識しておいてくださいね!
一般動詞の否定文の例文
否定文にすることで変化した部分を太字で表します。
参考にしてみてください。
(1) I studied a lot of things at home yesterday.→I didn't study a lot of things at home yesterday.
(私は昨日家でたくさんのことを勉強しました)→(私は昨日家でたくさんのことを勉強しませんでした)
過去形なので、「didn't」を入れて、動詞を原形にしました。
(2) She enjoys playing basketball after school.→She doesn't enjoy playing basketball after school.
(彼女は放課後バスケットボールをして楽しみます)→(彼女は放課後バスケットボールをして楽しみません)
三単現なので、「doesn't」を入れて、動詞を原形にしました。
(3) Many countries use paper money.→Many countries don't use paper money.
(多くの国は紙幣を使います)→(多くの国は紙幣を使いません)
三人称複数現在形なので、「don't」を入れました。この場合の動詞は現在形も原形も「use」なので、形が変わっていないように見えます。
(4) My uncle lives in a small town.→My uncle doesn't live in a small town.
(私の叔父は小さな街に住んでいます)→(私の叔父は小さな町には住んでいません)
三単現なので、「doesn't」を入れて、動詞を原形にしました。
(5) He got up early this morning.→He didn't get up early this morning.
(彼は今朝早起きしました)→(彼は今朝早起きしませんでした)
過去形なので、「didn't」を入れて、動詞を原形にしました。
否定の部分は全て短縮形にしてみました。
改めて確認しますが、動詞の前にdon'tを入れて適切な形に直し、動詞は原形ですね!
まとめ
・否定文は「〜ではありません」「〜しません」という意味
・一般動詞の文を否定文にするには、動詞の前にdon'tを入れて適切な形に直し、動詞は原形にする
今回説明したことは、要するにコレだけです!