受け身の書き換え

受け身の書き換えは「be動詞+過去分詞が受動態!」ですが、そのくらいの感覚で闇雲にやったのでは、当たるときもあるし、当たらないときもある。というレベルが関の山です。

そんな不確実なものではなく、確実に正しい表現ができる考え方。
きちんと理解し実行すれば全てうまくいく(新興宗教の勧誘みたい?)
そんな考え方知りたくありませんか〜??


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もくじ

◆ 能動態と受動態

◆ 受け身に書き換える手順

◆ 実際にやってみると


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能動態と受動態

ひとことで言えば、能動態が「する」で、受動態が「される」です。

能動態・・・主語が述語の事柄を主体的に行う場合
 例:Many students read this book. (多くの生徒がこの本を読みます)

主語の「Many students」が、述語の「read」のことをしているので、能動態です。


受動態・・・主語が述語の事柄を他の誰か(何か)にされてしまう場合
 例:This book is read by many students. (この本は多くの生徒に読まれます)

主語の「This book」が、述語の「read」をされているので、受動態です。


受け身に書き換える手順

では、能動態の文を受動態にする方法を考えてみましょう!

上の例のように「多くの生徒がこの本を読みます。」を「この本は多くの生徒に読まれます。」と変化させるには、どうすればいいかというと・・・

     能動態→受動態(態の変換)

┌──────────────────────────┐
│1.元の文と直した文の意味をよく考える       │
│2.元の文の目的語(〜を、〜に)を主語にする     │
│3.be動詞を適切な形(元の文の時制と同じ)にして入れる│
│4.動詞を過去分詞形に直す             │
│5.元の文の主語を by のあとに持ってくる      │
│6.直した文の意味を考え、元の文と比較する     │
│7.文の表す内容が一致していれば完成!       │
└──────────────────────────┘

基本的な手順はこのようになります。
やることがたくさんあるように見えますが、慣れればたいしたことはありませんよ!


実際にやってみると

それでは、例の文を使って実際にやってみたいと思います。

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1.元の文と直した文の意味をよく考える

Many students read this book.

この文の意味は「たくさんの生徒はこの本を読みます。」なので、同じ内容で受動態にすると・・・
「この本はたくさんの生徒に読まれます。」となりそうです。よね?

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2.元の文の目的語(〜を、〜に)を主語にする

「目的語」とは動詞の対象になる言葉なので、「この本」になりますね。
これを主語にすると・・・

This book

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3.be動詞を適切な形(元の文の時制と同じ)にして入れる

主語が三人称単数で、元の文が現在の文なので、直した方も現在形にします。

This book is

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4.動詞を過去分詞形に直す

元の文で使われている動詞は「read」です。この場合は過去分詞形に直してもやっぱりスペルは「read」です。
またここではありませんが、このほかに状況を説明する言葉があれば、そのまま付け足しておきます。

This book is read

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5.元の文の主語を by のあとに持ってくる

元の文の主語は「たくさんの生徒は」なので、これを文の最後に「by」とともにおいてみます。

This book is read by many students.

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6.直した文の意味を考え、元の文と比較する

This boook is read by many students.
この文は「この本はたくさんの生徒に読まれます。」みたいな意味になりますね。
もし、完成した英文の意味が元と違った内容になってしまったら、1に戻って考え直してみましょう。

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7.文の表す内容が一致していれば完成!

ってことで、完成らしいです。
このようにやれば、文がどんなに複雑でもきっとできるはず!!

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2〜5はだいたいどの参考書にも書いてありますが、案外1と6,7を無視する人が多いです。
機械的に「アレをこっちに移動して・・・」とかやってしまっても、できることはできると思いますが、きちんとどんな意味になるか予測して書き換えた方が良いですよ!
英語は「問題」ではなく「言葉」なので、ちゃんと意味がわからないと、それこそ意味がないですからね!


まとめ

・能動態は「する」で、受動態は「される」
・書き換えのときも、しっかり意味は考えよう!
・受け身にするには、もとの文の目的語が主語になり、「be動詞+過去分詞」
・意味上の主語は「by 〜」で文尾におく


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