受動態を使った熟語


受動態には、中学でも習う熟語がたくさんあります。
受動態を使った熟語はたいてい、意味上の主語を表すための前置詞には「by」を使いません。
一緒に使う前置詞や、定番の訳の仕方を覚えるとともに、「be動詞+過去分詞」の形になっていることも一つ一つ確認していくとよいですよ!


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もくじ

◆ 「受動態」とは?

◆ 受動態を使った熟語の代表例

◆ 受動態を使った熟語の例文


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「受動態」とは?

いわゆる「受け身」です。
「〜される」という意味を表すのが「受動態」です。
主語が、他の人や物に何かを「される」ことを表したいときに使います。

英語では「主語+be動詞+動詞の過去分詞形」という形で表します。

まずは「be動詞+過去分詞」なら受け身!と覚えておくと良いでしょう!

そして、主語に動詞のことをする「意味上の主語」は、文の最後に「by 〜」の形で表すことが多いです。


受動態を使った熟語の代表例

受動態の文では、意味上の主語は「by+人」で表すことが多いですが、by以外の前置詞を使うこともあります。

これらは熟語として覚えるのが普通です。

中学レベルの代表例には以下のようなものがあります。

・be interested in(〜に興味がある)
・be surprised at(〜に驚く)
・be tired(疲れている)
・be born(生まれた)

下2つは「受動態」とは意識せずに使っている人も多いですが、実は「be動詞+過去分詞」なのです。みなさんはご存知でしたか?


受動態を使った熟語の例文

・be interested in(〜に興味がある)
I am interested in translation.
「私は翻訳に興味があります」

・be surprised at(〜に驚く)
They were surprised at the news.
「彼らはそのニュースに驚きました」

・be tired(疲れている)
All the students were tired.
「全ての生徒は疲れていました」

・be born(生まれた)
She was born in Australia.
「彼女はオーストラリアで生まれました」

この他にも受動態を使った熟語はまだまだあります。
「もしかしてコレかな?」と思うものがあったら、「be動詞+過去分詞」の形になっているか確認してみるとよいですよ!


まとめ

・受動態は「be動詞+過去分詞」
・be interested in(〜に興味がある)
・be surprised at(〜に驚く)
・be tired(疲れている)
・be born(生まれた)

などなど。


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