間接疑問文

このページでは、間接疑問文ついて取り上げます。
語順を間違いやすい文法事項ですが、しっかり法則性を身につければ、あまり難しくはないですよ〜!


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もくじ

◆ 「間接疑問文」とは?

◆ 間接疑問文の訳し方

◆ 間接疑問文の作り方


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「間接疑問文」とは?

「私は彼が誰か知らない」「あなたは何時にショーが始まるか知っていますか」などの内容を表します。
疑問詞を使った疑問文を「知っている」「思う」などに続ける言い方です。

「疑問文」と言っていますが、疑問詞以降は疑問文の語順にならないことに注意が必要です。

2つの短い文に分けて表現しても、だいたい内容は同じです。


間接疑問文の訳し方

間接疑問文は、疑問詞以降が目的語になります。
つまり、疑問詞以降は「〜を、〜に」という助詞を補って訳すことになります。

2文を1文につなげるので、必然的に文の要素が多くなります。
そんなときこそ、頭から訳していき、直前の語句との関連を意識するとよいです。

例:
I don't know who he is.

「I don't know」までで、「私は知らない」という意味です。ここまででは目的語がありませんね。
ならば、次には「何を知らないのか」が書かれているはずです。

「I don't know who ...」までで、「私は〜が誰なのか知らない」という意味です。
その「知らない人」が誰の話なのかまだわかりませんね。
ならば、次には話題の中心の人が誰なのかが書かれているはずです。

「I don't know who he is.」これで「私は彼が誰なのか知りません」という意味になります。


このように、そこまで言われている内容をしっかり把握し、次に何が言われるか予測しながら読んでいくと、誤解が少なくなります。
最初は「予測しながら読む」なんて、とても難しく感じるかも知れませんが、日本語では無意識にいつも行っているはずですし、英語でも慣れればきっと大丈夫ですよ!


間接疑問文の作り方と例

ここでは、ゼロから英作文をする場合ではなく、疑問詞を使った疑問文と「知っている」などの文をつなげる方法を説明します。

・疑問詞を使った疑問文を「知っている」などの文の後におく
・疑問詞以降を平叙文の語順にする

これだけです。

例1:
I don't know him. Who is he?(私は彼が誰か知りません。彼は誰ですか?)
→I don't know who he is.(私は彼が誰なのか知りません)

「him」の部分がわからないので、「Who is he?」を平叙文の語順に直し「who he is」として、代入したようなイメージです。


もう一つやってみましょう。

Do you know it? When will the show start?(あなたはそれを知っていますか?そのショーはいつ始まりますか?)
→Do you know when the show will start?(あなたはそのショーがいつ始まるか知っていますか?)

「it」の内容が「When will the show start?」なので、平叙文の語順に直し「when the show will start」として、代入したと理解できます。


まとめ

・間接疑問文は、「知っている」などの文と、疑問詞を使った疑問文を1文につなげたもの
・疑問詞以降は平叙文の語順


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