勉強は「無理すること」と「無理しないこと」を区別する
私は、勉強に関しては、パレートの法則(20:80の法則)が成立していると思います。つまり、勉強で重要な20%を抑えれば、80%を制し、ある意味で、勝ち組に入ることが出来ると思うわけです。
だから、チカラは、その重要な20%に集中し、80%は無理をせず、さっと流すことが大切だと思います。
ただし、「重要な20%」は、すぐに簡単に見つけられるわけではありません。そのように言うと、勉強でいうなら、誰かがまとめた「重要なポイント集」を丸暗記すれば、その重要な20%を習得できると思う人もいるかもしれませんが、私は、人がまとめたものは意味がないと思います。やはり、自分で見つける必要があります。
つまり、まずは、全体像を把握して、そこから自分で、重要な20%を見極めたものこそが、成功のカギとなるものだと思います。そして、その重要な20%を見つけた後は、ギアチェンジして、多少無理をしてでも、攻略していきます。そして、80%は時間があれば、無理をせず、さっと流しながら見ます。つまり、無理することと、無理しないことを使い分けるというわけです。
でも、無理すること、無理しないことを見極めるには、具体的にどのようにすればいいのでしょうか。というわけで、次は流れを紹介します。
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無理すること、無理しないことの流れの例
具体的に、どのようにして無理することと無理しないことを見極めるのでしょうか。
1冊の教材から出題される小テストに臨むときを例にして考えてみます。
まずは、教材全体をサッサッと読み進めていって、重要な点と重要でない点を見極めます。この時点では無理をせず、リラックスして「見極める」ことに重点を置き、わからない点はどんどん飛ばします。なお、重要な点は全体の20%なので、それを頭に入れておくと重要な点を見極めることができると思います。
次に、「重要な点」と見極めることができれば、多少無理をしてでも、脳の調子の良い時に、じっくり腰を据えて、取り組みます。なお、脳の調子の良い時とは、具体的に、風呂上りや朝や、十分に休息をとれる土日などです。
ちなみに、この時点が、もっともダイナミックさとやりがいを感じる瞬間です。というのも、自分が見極めた重要な20%をマスターすると、小テストで高得点を取得できるのですから。
最後に、時間があれば「重要でない」80%は、無理をせず、さっと流しながら見ます。なぜ、流し読みするのかというと、80%を学習したところで、実際の小テストでは20%の得点にしかならないためです。流し読みして、20%のうち、何点かはとろうというわけです。